Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メッセンジャーアプリ「WhatsApp」にRCE脆弱性 - iOS版に影響

Facebook傘下のWhatsAppが提供するメッセンジャーアプリ「WhatsApp」のiOS版に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性へ対処したアップデートが提供されている。

iOS向けに提供している「WhatsApp」「WhatsApp Business」において、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-1909」や認証の回避が可能となる「CVE-2020-1908」が明らかとなったもの。

「CVE-2020-1909」は、ログの記録に用いるライブラリに起因する脆弱性。ビデオ通話を保留中にアニメーションステッカーを受信するなど特定条件が揃った際に影響があり、悪用されるとメモリ破壊が生じてクラッシュし、コードを実行されるおそれがある。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」、「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

また「CVE-2020-1908」では、画面がロックされた状態においても、「Siri」を使用して同アプリにアクセスが可能となるという。「NVD」による「CVSS」のスコアは提供されていない。

同社はこれら脆弱性の判明を受けて、脆弱性を修正した「同2.20.120」をリリースした。

(Security NEXT - 2020/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「VMware vCenter Server」に2件の脆弱性 - アップデートが公開
QNAP Systemsの「Multimedia Console」に脆弱性
独自の修正含む「Microsoft Edge 96.0.1054.29」がリリース
脆弱性に対処した「PHP 7.4.26」「同7.3.33」が公開
「Drupal」にXSSの脆弱性、アップデートが公開 - 「同8」は最後の更新
米英豪、イランのAPT活動に注意喚起 - 「Fortinet」「Exchange」の脆弱性が標的
「Azure AD」に脆弱性 - 更新適用済みだが、利用者側で修正が必要となる場合も
MS、定例外で「Windows 10 Update Assistant」の脆弱性を修正
Google、「Chrome 96」をリリース - 25件のセキュリティ修正を実施
「EC-CUBE 2」系に複数の脆弱性 - アップデートが公開