Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「PowerDNS Recursor」に脆弱性 - アップデートがリリース

蘭PowerDNS.COMは、キャッシュDNSサーバ「PowerDNS Recursor」に脆弱性が判明したとしてアップデートをリリースした。

APIに対するアクセス制限がバイパスされる脆弱性「CVE-2020-14196」が明らかとなったもの。ウェブサーバによるAPIを有効化している場合に影響があり、重要度は「低(Low)」とレーティングされている。

同社では脆弱性に対処した最新版「PowerDNS Recursor 4.3.2」「同4.2.3」「同4.1.17」をリリースするとともに回避策をアナウンス。また脆弱性に関する情報が公開されたことを受け、日本レジストリサービス(JPRS)では、利用者へ注意喚起を行っている。

(Security NEXT - 2020/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開