Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OpenSSL 1.1.1e」がリリース、バグや脆弱性を修正

OpenSSLの開発チームは、バグや脆弱性の修正を実施した「OpenSSL 1.1.1e」を公開した。

今回のアップデートでは、脆弱性「CVE-2019-1551」に対処した。一部処理でオーバーフローが生じるもので、重要度は4段階中もっとも低い「低(Low)」とレーティングされている。

同脆弱性は、2019年12月初旬のセキュリティアドバイザリで公表されたが、影響が小さいとして開発チームでは次期アップデートで対処する方針を示していた。

同脆弱性は、「同1.0.2」にも含まれるが、サポート終了日を2019年12月31日に控えていたことから、2019年12月20日にリリースされた「同1.0.2u」で修正されている。

(Security NEXT - 2020/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開