イオンのクレカ利用者狙うフィッシング攻撃 - 不自然な表現も
フィッシング対策協議会は、「イオンクレジットサービス」を装ったフィッシング攻撃が確認されているとして注意を呼びかけた。
フィッシングメールでは、クレジットカードの不正決済が確認され、利用制限を実施しているなどと説明。制限の解除には有効期限内の申し込みが必要などとして偽サイトへ誘導する手口だった。メールの件名には、正規サイトのドメイン名を記載していたという。
フィッシングメールには、日本語として不自然な言い回しが見られたほか、誘導先のウェブサイトでは、「セキュリティコード」の記載が中国語となっていたり、「クレジットカードの解凍」との表現、送信ボタンが「かくてい」となっているなど、不自然な表記が散見された。
9月24日の段階でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃へ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/09/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
教職員に多数の標的型攻撃メール、アカウント詐取被害 - 大体大
「au PAY」装うフィッシング - ポイントプレゼントなどと誘惑