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ウェブページ存在証明サービスにAPIを用意 - ケーシーエス

ケーシーエスは、茨城大学工学部米倉達広教授の研究グループと共同で開発したウェブページ存在証明サービスのAPIを公開した。

同サービスは、ウェブページのテキストや画像、リンクを含む圧縮ファイルに対し、タイムスタンプ認証を発行することで、発行時刻においてウェブページが存在していたことを証明できるサービス。市場調査のため試験運用が行われており、無料で利用できる。

2008年1月よりサービスが提供されているが、従来は存在証明を行うサーバへアクセスして証明対象ページのURLを直接入力するか、ブラウザへプラグインをインストールする必要があった。

今回提供を開始したAPIサービスでは、ウェブサイトの運営者向けにリンクを発行。閲覧者は、ウェブページ上に設置された同リンクをクリックするだけでタイムスタンプを付与した圧縮ファイルを受信することが可能となる。

ケーシーエスではAPIサービスの提供について、ウェブサイトの運営者自らが閲覧者に対して存在証明が行える機能を提供することで、信頼性をアピールすることにつながると説明している。

(Security NEXT - 2009/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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