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「不具合出た。消去費用よこせ」 - mixi偽るフィッシングに注意

ミクシィが運営する人気SNSサイト「mixi」を装い、架空請求を行うフィッシングメールが発生している。

問題のフィッシングメールは、同サービスの運営事務局を装い、利用者に宛てた文面で、送信元メールアドレスは「mixi.jp」を偽装。「送受信ログが消去されずにサーバに負担をかけている」などとして消去するよう求める内容が記載されているという。

ユーザーが不審に思って返信したり放置すると再びメールが届き、「アカウントを削除し、2度と利用できなくなる」「法的手段を取る」といった文言でユーザーを脅し、個人情報やログイン情報を聞き出したり、データの消去費用などといった名目で金銭をだまし取ろうとするという。

ミクシィでは、こうしたメールについて「非常に悪質な詐欺」とし、誤って返信しないよう利用者へ注意を呼びかけている。

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ミクシィが確認したメール。返信すると金銭を要求してくるという。

(Security NEXT - 2009/03/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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