「みずほダイレクトアプリ」に盗聴や改ざんのおそれ - 修正版がリリース
みずほ銀行がAndroid向けに提供しているアプリ「みずほダイレクトアプリ」において、中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることが明らかになった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリにおいてSSL/TLSサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2018-16179」が含まれていることが明らかになったもの。マンインザミドル(MITM)攻撃を受け、通信内容を盗聴されたり、改ざんされるおそれがある。
同脆弱性は、吉田麗生氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、同センターが調整を実施。同行では、脆弱性を修正した「同3.14.0」を10月26日にリリースした。iOS版に関しては脆弱性は含まれていないという。
(Security NEXT - 2018/11/16 )
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