Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」に重要度「高」の脆弱性 - アップデートがリリース

「Chrome」の開発チームは、「Windows」や「Mac OS」「Linux」向けに提供している同ブラウザに関して、セキュリティアップデートとなる「67.0.3396.87」をリリースした。

今回のアップデートは、重要度「高(High)」とレーティングした脆弱性「CVE-2018-6149」を修正したもの。脆弱性が悪用されると、域外にメモリを書き込むおそれがある。

すでに6月は、「Chrome 67.0.3396.79」で脆弱性1件を修正しており、今月2度目のアップデートとなる。今後数日から数週間でアップデートが完了する見込み。

(Security NEXT - 2018/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正