Ciscoセキュリティ製品に深刻なRCEの脆弱性 - Catalyst向けモジュールにも影響
Cisco Systemsが提供する「Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)」などに深刻な脆弱性が含まれていることが明らかになった。

ASAソフトウェアの「SSL VPN」に脆弱性「CVE-2018-0101」が存在することが明らかとなったもの。脆弱性の重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
細工したXMLパケットにより脆弱性が悪用されると、リモートよりコードを実行されてシステムの制御を奪取されたり、サービス拒否に陥るおそれがあるという。
「ASAシリーズ」をはじめ、バーチャルアプライアンス「ASAv」「Firepowerシリーズ」のほか、「Catalyst」向けに提供されている「ASAサービスモジュール」なども影響を受ける。
同社では、脆弱性を解消したアップデートを用意。利用者へ対応を呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/01/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性