Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Fluentd」向けプラグイン「parse Filter Plugin」に脆弱性

Cloud Native Computing Foundationが開発するログ収集ソフト「Fluentd」のプラグイン「parse Filter Plugin」に、エスケープシーケンスの挿入が可能となる脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、細工されたログを受信すると、ターミナルの表示を操作されたり、任意のコマンドを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-10906」が判明したという。

同脆弱性は、福田鉄平氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、同センターが調整を実施。脆弱性を解消した「同0.12.41」が11月15日より提供されている。

(Security NEXT - 2017/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も