Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「macOS Sierra 10.12.3」で11件の脆弱性に対応

Appleは、11件の脆弱性を解消した「macOS Sierra 10.12.3」をリリースした。

今回のアップデートでは、カーネルに関する2件の脆弱性をはじめ、アーカイブファイルの処理やグラフィックドライバ、Bluetooth、Vim、Apache向けphpモジュールなどの脆弱性を修正した。

いずれも「macOS Sierra」に対するアップデートであり、以前のOSに対するセキュリティアップデートは今回公開されていない。

修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-8670
CVE-2016-9933
CVE-2016-9934
CVE-2017-2353
CVE-2017-2358
CVE-2017-2361
CVE-2017-2357
CVE-2017-2370
CVE-2017-2360
CVE-2016-8687
CVE-2016-1248

(Security NEXT - 2017/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「FortiOS」の認証回避脆弱性、攻撃継続中 - 国内でも被害
米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
「Active! mail」脆弱性の侵害確認方法、引き続き調査
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4月上旬のアプデで修正済み
大規模言語モデル推論エンジン「vLLM」に深刻な脆弱性
GitLabに3件の脆弱性 - セキュリティアップデートをリリース
F5、四半期定例アドバイザリで脆弱性12件に対処
GeoVision製EOL機器に対する脆弱性攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
RadwareのクラウドWAFに脆弱性 - フィルタ回避のおそれ
Cisco IOS XE無線LANコントローラに脆弱性 - root権限奪取のおそれ