Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「iOS 10.1」をリリース - 脆弱性12件を修正

Appleは、同社スマートデバイス向けに最新OSとなる「iOS 10.1」をリリースした。機能強化にくわえ、複数の脆弱性を解消している。

20161025_ap_001.jpg
脆弱性が修正された「iOS 10.1」

同社は、今回のアップデートにおいて、「カメラや写真」「Apple Pay」「マップ」「メッセージ」における機能の改善を実施。

さらにカーネルに関する脆弱性をはじめ、システムブートやサンドボックス、Webkitのほか、CVEベースであわせて12件の脆弱性を修正した。

「iOS 10.1」で修正される脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-7579
CVE-2016-4686
CVE-2016-4673
CVE-2016-4635
CVE-2016-4660
CVE-2016-4680
CVE-2016-4679
CVE-2016-4675
CVE-2016-4664
CVE-2016-4665
CVE-2016-4669
CVE-2016-4677

(Security NEXT - 2016/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正