Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EC-CUBE」にCSRFなど複数の脆弱性 - 最新版で修正

オープンソースのeコマースシステムである「EC-CUBE」に、「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」など複数の脆弱性が含まれていることがわかった。開発者やセキュリティ機関が注意を呼びかけている。

「同3.0.9」から「同3.0.0」までに脆弱性「CVE-2016-1201」が存在。管理画面にログインした状態で、悪意あるページへアクセスすると、意図しない操作が行われるおそれがある。

このほか、管理画面における権限管理機能やIP制限機能などに関する脆弱性なども明らかとなっており、最新版となる「同3.0.10」で修正された。同脆弱性の公表にあたっては、ロックオンが脆弱性を周知するためにJPCERTコーディネーションセンターへ報告を行ったという。

(Security NEXT - 2016/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開