Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「IBM Notes」にHTMLメール内のコードが実行される脆弱性

「IBM Notes」のメールクライアントにおいて、HTMLメール内に記載された「Javaアプレット」や「JavaScript」が実行される脆弱性が判明した。同社やセキュリティ専門機関が注意を呼びかけている。

「同8.0」「同8.5」「同9.0」に脆弱性「CVE-2013-0127」「CVE-2013-0538」が存在しているもの。デフォルト設定のままだと、HTMLメールを閲覧するだけで、メール内に記載されたコードが実行されるおそれがあるという。

IBMでは問題を修正する「Interim Fix 1 for 8.5.3 Fix Pack 4」「9.0 Interim Fix 1」を公開する予定。また緩和策として、デフォルト設定を変更などをアナウンスしている。

(Security NEXT - 2013/05/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック