Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイト上の公開資料に府メルマガ登録者のメールアドレス - 大阪府

大阪府は、同府が発行するメールマガジンに登録していた1万5881人分のデータが、2年8カ月にわたり、サイト上で公開されていたことを明らかにした。

同府がウェブサイト上で公開していた資料に、2009年4月以前にメールマガジンに登録した1万5881人分のメールアドレスや年齢をはじめ、都道府県・市区町村コード、職業コード、性別コードなどが含まれていたもの。9月29日に登録者から指摘があり、問題が発覚した。

同府では、「大阪府メールマガジン」の読者傾向を分析。読者の年齢や職業分類をグラフで示した資料を2010年1月27日よりサイト上に公開していたが、グラフの元データがファイル内にも保存されており、特定操作でリストを閲覧できる状態だった。期間中に633回のダウンロードがあったという。

同府では10月1日に該当するファイルを削除し、4日に対象となる登録者への謝罪メールを送信。同府では、担当者による認識が不足していたとして、資料作成や公開時の確認を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2012/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
サイト問合時の添付ファイルが外部から閲覧可能に - システム開発会社
製麺通販サイトに不正アクセス - 不正プログラム除去も被害継続
個人情報流出の可能性が判明 - 浜松地域イノベーション推進機構
VPN経由でランサム被害、闇サイト上に取引情報 - 日本海建設電気
シルバーアクセ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
子ども用サプリ通販サイト、委託先カートシステムに不正アクセス
旧システムに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - 京都の料亭
応募フォームを誤キャッシュ、別人情報を表示 - 長崎文化放送