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ファイル共有ソフトによる音楽の違法アップロード事件が相次ぐ

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、ファイル共有ソフトを用いた音楽ファイルの違法アップロードを行ったユーザーを相次いで告訴しており、検挙に繋がるケースも出ている。

同協会によれば、ファイル共有ソフト「Share」を介して、1300件以上の音楽ファイルを公開していたとして、同協会が1月25日に告訴していた津市の男性が、三重県警らにより、2月20日に著作権法違反の容疑で送検。

さらに同協会では、1月17日から20日にかけてファイル共有ソフト「Cabos」を使用して音楽ファイルをアップロードしていた長崎市の会社員男性を、著作権法違反の容疑で2月24日に告訴したという。

同協会は、2003年からファイル共有ソフトによる著作権侵害を防止する活動を展開。2011年3月からは、「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」のガイドラインにもとづき、侵害者に対して違法にアップロードしたファイルの削除を求める活動を展開している。

(Security NEXT - 2012/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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