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「iOS 5.0.1」で5件の脆弱性を修正 - 「iPad 2」でパスコード要求しない脆弱性など修正

Appleは、同社製スマートデバイス「iPhone」や「iPad」などで採用している「iOS」の最新版となる「iOS 5.0.1」を公開した。5件の脆弱性を修正している。

今回のアップデートでは、未署名のコードを実行するカーネルの脆弱性をはじめ、FreeTypeフォントの処理におけるメモリ破壊、DNS参照における脆弱性などを修正した。

また 「iPad 2」においてスマートカバー利用時にパスコードを要求せず、第三者により一部データへアクセスできる問題に対処した。

パソコン経由のアップデートに加え、「iOS 5」より端末単独でアップデートを行うことが可能となっている。

(Security NEXT - 2011/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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