2週間経過するも「MasterCard」装うフィッシング攻撃が継続して発生中
フィッシング対策協議会は、9月20日に確認された「MasterCard」を装うフィッシング攻撃が、引き続き稼働中であるとして、注意喚起を行った。

フィッシング対策協議会が確認した偽サイト
問題のフィッシングメールは、「MasterCard Alert」「MasterCard Account Holder」をはじめ、複数の件名で送信されている。
メールの本文は英文で、「クレジットカードを引き続き利用するために、アカウントのアップデートが必要」などと騙し、フィッシングサイトへ誘導。サイト上で個人情報やカード情報を入力させる。
同協議会では、9月20日に攻撃報告を受け、閉鎖に向けた対策を展開しているが、10月3日に同様の攻撃を確認したとして注意喚起をあらためて実施した。フィッシングサイトのURLは、14件が確認されている。
同協議会では、フィッシングメールに記載されているURLへアクセスしたり、誤って個人情報を提供しないよう注意を呼びかけるとともに、類似した攻撃を発見した場合は、同協議会へ連絡してほしいとアナウンスしている。
(Security NEXT - 2011/10/04 )
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