Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アークン、オートラン対策ソフトを無償提供 - 未知のウイルスでも感染防止

アークンは、リムーバブルディスクで感染拡大するマルウェアの感染を防止する無償ソフト「AntiMalware ARC」の提供を開始した。

同ソフトは、リムーバブルディスクを通じて拡大するマルウェア「W32/Autorun」の対策ソフト。クライアントPCを常時監視し、USBメモリ挿入時にオートラン機能を一時的に無効化することで、ウイルスの感染拡大を防止する。

同社によれば、「W32/Autorun」の変種や亜種が大量発生しており、セキュリティ対策ソフトを回避する種類も多いという。今回提供が開始された同ソフトは個人、法人いずれも無料で利用でき、英語版OSでも利用することが可能。今後同社では英語以外の言語にも対応する予定。

(Security NEXT - 2010/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ワーム型ランサムウェア「ZCryptor」が登場 - USBメモリなどで拡散
トレンド、制御システムで不正アプリの起動を阻止する新製品
2008年に登場したマルウェアが依然として活発、スパム最多ウイルスに
検索結果からアドウェアサイトへ誘導する「Boaxxe.BE」が最多 - ESETレポート
オートラン機能で感染広げるワームが引き続き活発 - マカフィーまとめ
脆弱性攻撃や「W32/Conficker」の検出数が増加 - ドライブバイダウンロード攻撃は後退
「Blackhole」関連の脅威が依然活発、JREのアップデートを - マカフィー調査
ドライブバイダウンロード攻撃が引き続き活発 - 上位の半数以上が関連マルウェア
「Blackhole」や「RedKit」関連の脅威が引き続き拡散 - 「JRE」に対する脆弱性攻撃が活発
ドライブバイダウンロード攻撃が活発、ランキング上位占める - ESETレポート