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ファイル共有ソフトによる楽曲配信で538万円の支払い判決

ファイル共有ソフト「WinMX」により不正に音楽ファイルを配信したとして、レコード会社4社が大阪府在住の男性に損害賠償を求めた民事訴訟で、東京地裁は欠席判決により538万1280円の支払いを命じた。

日本レコード協会によれば、被告は約150件のファイルを2008年11月から翌年にかけて4カ月間にわたり配信。2009年3月に発信者情報開示請求を行い、被告を特定した。今回争いとなった被告に対して、文書で面談を申し入れたが協議に応じなかったことから訴訟を提起したという。

被告は裁判所の呼び出しにも応じず、7月5日にレコード会社の主張を全面的に認める判決が言い渡され、8月5日に確定した。

(Security NEXT - 2010/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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