個人情報含むマイクロフィルムの紛失が定期点検で判明 - 東電
東京電力において、個人情報4965件が記録されたマイクロフィルムを紛失していたことがわかった。
所在不明となっているのは、茨城県内の一部顧客に関する2001年8月分の契約情報を記録したマイクロフィルム。氏名、住所、電話番号、口座番号、電気使用量、請求金額など個人情報4965件が含まれる。
茨城支店竜ヶ崎支社水海道営業センターサービスエリアにおいて紛失したもので、3月26日に実施した定期点検で判明した。同社では、事故判明後に事務所内を捜索したが発見できず、警察へ被害を届けている。
マイクロフィルムは顧客からの問い合わせに対応する際に使用しているもので、外部へ持ち出した形跡がないことから、同社では誤って廃棄処分した可能性が高いと結論付けている。
また、記載されたデータを読み込むには専用の機器が必要で、情報が流出するおそれは低いと説明しており、今回の紛失に関連する情報の不正使用などは報告されていないという。
(Security NEXT - 2008/04/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国勢調査員が書類紛失、外部持出なしと説明 - 生駒市
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
職員などの個人情報含む書類を外出時に紛失か - 志摩市
業務用PCが所在不明、端末入替時に紛失か - 日特建設
