小包や書留の配達証など約9万8000枚を紛失 - 郵便事業
郵便事業は、書留郵便物や小包郵便物の配達証、および取扱局控えなど約9万8000枚の紛失が判明したと発表した。誤廃棄の可能性が高いと説明している。
所在が不明となっているのは、2007年7月から8月分にかけて近畿支社左京支店で取り扱った書留郵便物や小包郵便物の配達証、同年7月分の取扱局控えなど約9万8000枚。受取人と差出人の氏名、住所、電話番号などが記載されている。
顧客から配達状況の照会を受けて調査したところ、書類の紛失が判明。9月19日に不要品の廃棄処分を行った際、誤って保管期限満了前に処分した可能性が高いという。関連する郵便物について、配達状況は確認できるものの、書留郵便において配達証明が行えないなど影響が出ているという。
同社の前身である日本郵政公社では、9月に約1443万件におよぶ個人情報紛失事故を+9月に発表したばかり。総務省は紛失事故を受け、民営化直前となる9月末に厳重注意を行っている。
(Security NEXT - 2007/10/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
サカタのタネにサイバー攻撃 - 侵入痕跡を確認
ネットワークにサイバー攻撃、情報流出の可能性も - 広島工業大
中学校で生徒の個人情報含む書類がファイルごと所在不明 - 横浜市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市
