Kasperskyの無料オンラインスキャナに脆弱性 - アップデートを強く推奨
Kaspersky Labが提供する無料オンラインスキャナに脆弱性があることがわかった。同社では脆弱性を解消した最新バージョンへのアップデートするよう呼びかけている。
今回見つかった脆弱性は、セキュリティベンダーであるiDefense Labsが発見したもので、バージョン5.0.93.1以前のオンラインスキャナにおけるActiveXの処理に問題があり、バッファオーバーフローが発生するという。細工が施されたウェブサイトを訪問し、脆弱性が攻撃を受けた場合、任意のコードが実行されるおそれがある。
現在同社では、問題を解消したバージョン5.0.98.0を公開しており、利用者に対してアップデートするよう強く呼びかけている。
オンラインスキャナ提供ページ
http://www.kaspersky.com/kos/eng/partner/default/kavwebscan.html
Kaspersky Lab
http://www.kaspersky.com/
(Security NEXT - 2007/10/11 )
ツイート
PR
関連記事
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
