Kasperskyの無料オンラインスキャナに脆弱性 - アップデートを強く推奨
Kaspersky Labが提供する無料オンラインスキャナに脆弱性があることがわかった。同社では脆弱性を解消した最新バージョンへのアップデートするよう呼びかけている。
今回見つかった脆弱性は、セキュリティベンダーであるiDefense Labsが発見したもので、バージョン5.0.93.1以前のオンラインスキャナにおけるActiveXの処理に問題があり、バッファオーバーフローが発生するという。細工が施されたウェブサイトを訪問し、脆弱性が攻撃を受けた場合、任意のコードが実行されるおそれがある。
現在同社では、問題を解消したバージョン5.0.98.0を公開しており、利用者に対してアップデートするよう強く呼びかけている。
オンラインスキャナ提供ページ
http://www.kaspersky.com/kos/eng/partner/default/kavwebscan.html
Kaspersky Lab
http://www.kaspersky.com/
(Security NEXT - 2007/10/11 )
ツイート
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
