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MFCライブラリにバッファオーバーフローの脆弱性 - Windowsや多数アプリに影響か

Visual C++用クラスライブラリ「MFCライブラリ」の一部関数に脆弱性が見つかった。Windowsをはじめ、多くのアプリケーションに影響を及ぼしそうだ。

Visual C++用クラスライブラリ「Microsoft Foundation Classライブラリ」内の「FindFile()」関数に、ヒープバッファオーバーフローの脆弱性が見つかったもの。JVNによれば、「MFC 42ライブラリ」および「MFC 71ライブラリ」を利用しているアプリケーションが、攻撃を受けた場合、任意のコードが実行されたり、DoS攻撃を受けるおそれがあるという。

問題の関数が、ファイル検索に利用されていることから、WindowsやMicrosoft Visual Studioのほか、多くのアプリケーションで利用されている可能性がある。現時点で対策方法は公開されていない。

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

JVN
http://jvn.jp/

(Security NEXT - 2007/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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