個人情報が記載された文書の誤送付や紛失などを公表 - 大阪社会保険事務局
大阪社会保険事務局が所管する社会保険事務所において、個人情報含む文書の誤送付や紛失など複数の事故が発生している。
八尾社会保険事務所では、年金記録確認の届け出た被保険者に対し、誤って別人の年金記録を送付する事故が発生。また貝塚社会保険事務所においても、国民年金保険料前納納付書を送付する際、誤って別人の納付書を送付した。いずれも本人からの連絡で判明したという。
さらに貝塚社会保険事務所では、2006年11月に金融機関から送付された「国民年金保険料口座振替依頼書」4件の紛失が判明したほか、基礎年金番号の入力ミスなども明らかになったという。
また淀川社会保険事務所では、2006年10月に届け出のあった29件の国民年金保険料免除申請書などがほかの書類の中に紛れ込み、事務処理が行われていなかったことが判明した。
いずれも事務処理や書類管理の際の人為的ミスが原因だという。同局では、関係者に事情説明し、職員に再発防止を指示するなど対応を進めている。
(Security NEXT - 2007/08/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト