Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東京電力で個人情報約47万件の紛失が判明 - 社内調査で明らかに

東京電力は、関東や東海地方の支店において個人情報約47万件を記録したマイクロフィルムの紛失が発覚したと公表した。

所在がわからなくなっているマイクロフィルムは、東京都や栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、神奈川県、山梨県、静岡県の顧客情報が記載したもの。東京支店の23万6958件をはじめ、群馬支店の5万8048件や茨城支店の4万6841など、合計46万6910件が含まれる。

いずれも1999年から2004年までの契約情報で、氏名や住所、電話番号のほか、口座番号や使用量、請求額なども記録されていた。

同社では2月に千葉支店で11万件の紛失が判明しており、他支店についても保管状況の調査を実施していた。同社では、探索したが発見できなかったことから紛失届けを警察へ提出。同社では誤廃棄した可能性が高いと結論づけている。

(Security NEXT - 2007/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正