Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティアプライアンス市場は活況 - コスト効率でUTMが人気

2005年度における国内のセキュリティアプライアンスの市場規模が、金額ベースで26.5%増となり、254.1億円に達したことがIDC Japanの調査によりわかった。

同社が国内におけるセキュリティアプライアンス市場の動向をまとめたもの。2005年は統合型脅威管理アプライアンスの出荷台数が5万3254台となり、前年度の約2.5倍を記録するなど市場を牽引し、市場全体も好調で金額ベースで26.5%増を記録するなど活況だった。

また、アンチウイルスやメール対策、ウェブフィルタリングなどを実現するセキュアコンテンツ管理アプライアンス市場も2005年は市場34.8億円規模だったが、2006年に入りさらに急速に拡大する傾向にあるという。

同社では、従来求められていたVPNやファイアウォールから統合型アプライアンスへコスト効率の良さから需要が変化していると分析。アプライアンス市場全体を拡大する推進力となっており、脅威管理アプライアンス市場は、2005年から2010年まで24.3%の平均成長率を記録すると同社では予測している。

(Security NEXT - 2006/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

被爆者健康手帳交付申請の関連決裁文書を紛失 - 和歌山県
サイト掲載ファイルに個人情報、墨塗りするも参照可能 - 大鰐町
供覧で業務資料が所在不明に、誤廃棄か - 沖縄県
一部ユーザーで不正ログイン被害、他利用者情報にもアクセス - 雑誌ネット書店
「WinRAR」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - 修正版を公開
サーバ管理ツール「Convoy」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース
ブラウザ「MS Edge」に関する脆弱性2件を解消 - MS
Dellのストレージ製品「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性
共同利用の顧客情報管理システムに不備 - 東北電力ネットワーク
メール誤送信、福祉サービス事業所のメアドが流出 - 埼玉県