Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オリコ、委託先の廃棄PCから顧客情報が流出

オリエントコーポレーションは、業務委託先が廃棄したパソコンに残存していた顧客情報365件の流出が判明したと発表した。

流出したのは、クレジット債権などに関わる顧客の個人情報365件。氏名、住所、電話番号などが含まれる。業務委託先であるオリファサービス債権回収へ分割吸収されたオリファサービスの従業員が、2004年10月にパソコンを廃棄した際、ハードディスク内のデータ消去が不完全で、残存していた顧客情報が流出したと見られている。

同社では、対象となる顧客を特定して説明と謝罪をしている。今後は委託先と連携して対策を講じ、再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2006/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
CrowdStrike、Windows環境での不具合で声明 - 復旧方法も紹介