「ShaCa for OCN」に不具合が発生し顧客情報流出
オークションサイト「ShaCa for OCN」の一部利用者情報が7月4日に流出し、同サイトを運営しているヒューマンエージェントでは、同サイトの提供を中止した。
同サイトの接続システムに不具合が発生し、ログイン時に関係ない他会員の個人情報が表示されてしまったもの。流出したのは、14名分の個人情報で、名前、住所、連絡先電話番号、入札済情報などが含まれる。また、同社では他の101件についても流出の危険があったとしている。
同社では発覚後、同サイトの新規会員の登録の停止やデータベースへの接続などを中止。さらに7月7日に、サービス再開は不可能として同サイトでのサービスそのものを停止した。
同社では、流出した顧客へ謝罪のメールを送付した。他ISPのサービスや携帯向けサービスでは同様の不具合はなかったことを確認したという。
(Security NEXT - 2006/07/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ