楽天市場の店舗から流出した個人情報、284件に
楽天は、楽天市場に出店している店舗から個人情報が流出した事件について、7月28日時点で確認できた流出件数は、161件増えて284件になったことを明らかにした。一部新聞は、同社の漏洩について最高10万件におよぶ可能性があると報じている。
同社によれば、新たに流出が確認された情報についても、センターロードが経営する店舗「AMC」1店舗に限られ、その他の店舗については流出は確認されていない。またこれまで調査した結果、同社内部から流出した可能性は限りなく低いとの結論に達したとしている。
クレジットカードに関しては、8月請求分を含め不正使用の可能性の有無について調査を行うとともに、今後の発生の防止のために、カード会社各社に対し監視を依頼したという。また一部報道で、流出した個人情報が暴力団の資金源になっている、或いは大量の不正使用の可能性があると報じられているが、これらの報道についての事実関係は確認されていないとしている。
(Security NEXT - 2005/07/28 )
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