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日立、秘密分散法による情報漏洩防止ソリューションの新製品を発売

日立製作所 情報・通信グループは、秘密分散法を適用した情報漏洩防止ソリューション「モバイル割符 model M」を発売した。

同製品は、すでに発売されている「モバイル割符」の新製品。従来製品では、秘密分散法により割符化したデータを、パソコンとUSBフラッシュメモリに保存していた。今回発売された新製品では、割符化したデータの保存先を、パソコンではなくMOなどの記録媒体と、専用USBフラッシュメモリとに割符化して保存する。

MOとUSBメモリが揃わないと、割符化したデータファイルなどが復元できないため、情報の漏洩を防ぐことができる。また、USBメモリを差し込んだパソコンですぐに利用できるため、重要な情報が複数の拠点を経由して修正と移動を繰り返すことがあっても、各々のパソコンでデータの割符化が可能。

価格は、10ユーザーライセンスを含む基本セットで26万1450円から。

(Security NEXT - 2005/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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