日立、秘密分散法による情報漏洩防止ソリューションの新製品を発売
日立製作所 情報・通信グループは、秘密分散法を適用した情報漏洩防止ソリューション「モバイル割符 model M」を発売した。
同製品は、すでに発売されている「モバイル割符」の新製品。従来製品では、秘密分散法により割符化したデータを、パソコンとUSBフラッシュメモリに保存していた。今回発売された新製品では、割符化したデータの保存先を、パソコンではなくMOなどの記録媒体と、専用USBフラッシュメモリとに割符化して保存する。
MOとUSBメモリが揃わないと、割符化したデータファイルなどが復元できないため、情報の漏洩を防ぐことができる。また、USBメモリを差し込んだパソコンですぐに利用できるため、重要な情報が複数の拠点を経由して修正と移動を繰り返すことがあっても、各々のパソコンでデータの割符化が可能。
価格は、10ユーザーライセンスを含む基本セットで26万1450円から。
(Security NEXT - 2005/04/06 )
ツイート
PR
関連記事
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を