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愛知県、新型コロ患者情報の誤掲載で賠償金 - 1人あたり最大4万円

愛知県が、新型コロナウイルス感染症患者に関する非公開の個人情報をウェブサイトに誤って掲載した問題で、同県では、対象者に賠償金を支払う方針を明らかにした。

新型コロナウイルス感染症に関する同県の特設サイトで、事務作業のミスにより、5月5日に非公開の患者情報が約45分間にわたり掲載されたもの。

本来、年代や性別、国籍、住居地、接触状況など掲載するところ、誤って患者の氏名や入院先医療機関、入院日、転院先医療機関、転院日、退院日、発生届を提出した保健所、クラスターの名称や分類などが掲載された。

同県では、非公開情報が掲載された患者490人に対し、賠償金を支払う方針で、氏名が掲載された患者396人には1人あたり4万円、氏名が掲載されていない患者94人には1人あたり2万円とした。

賠償額の算出した根拠については、「過去の裁判例を参考に判断した」と説明している。

(Security NEXT - 2020/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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