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「Symantec Data Center Security」に権限昇格の脆弱性

Broadcomのサーバ向けセキュリティ製品「Symantec Data Center Security(DCS)」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同製品のコンポーネントにおいて、権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2020-5832」が明らかとなったもの。

同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.7」、重要度を「中(Medium)」とレーティングした。ただし、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」のスコアは「7.8」で「高(High)」とされている。

同社では、コンポーネントにおける脆弱性を修正した「同6.8.2(同6.8 MP2)」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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