Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Symantec Data Center Security」に権限昇格の脆弱性

Broadcomのサーバ向けセキュリティ製品「Symantec Data Center Security(DCS)」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同製品のコンポーネントにおいて、権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2020-5832」が明らかとなったもの。

同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.7」、重要度を「中(Medium)」とレーティングした。ただし、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」のスコアは「7.8」で「高(High)」とされている。

同社では、コンポーネントにおける脆弱性を修正した「同6.8.2(同6.8 MP2)」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto