Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome 80.0.3987.162」が公開 - セキュリティ問題8件を解決

Googleは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けに最新版ブラウザ「Chrome 80.0.3987.162」を提供開始した。

今回のアップデートでは、セキュリティに関する8件の問題に対処。脆弱性としてはCVEベースで3件の脆弱性へ対処したことを明らかにしている。

具体的には、オーディオにおいて解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-6450」「CVE-2020-6451」を修正。

またバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2020-6452」を修正した。いずれも重要度は4段階中2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社では、アップデートを数日から数週以内に配信していく予定。

(Security NEXT - 2020/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正