「Joomla」のファイル添付機能拡張に脆弱性 - コード実行のおそれ
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Joomla」向けエクステンション「Attachments」に未修正の脆弱性が含まれていることがわかった。
同エクステンションは、ファイルをアップロードし、「Joomla」のコンテンツに添付できるソフトウェア。
「同3.2.6」および以前のバージョンにおいて検証処理に問題があり、細工したHTTPリクエストを送信することで、リモートより攻撃者が任意のファイルをアップロードできることが判明したもの。脆弱性を悪用することで任意のPHPコードを実行されるおそれがあるという。
脆弱性を修正した同ソフトのアップデートは公開されていない模様だ。すでにエクスプロイトが公開されており、影響を受けるサイトなどの一部リストも公開されており、影響が懸念される。
(Security NEXT - 2019/06/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
