Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Joomla」のファイル添付機能拡張に脆弱性 - コード実行のおそれ

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Joomla」向けエクステンション「Attachments」に未修正の脆弱性が含まれていることがわかった。

同エクステンションは、ファイルをアップロードし、「Joomla」のコンテンツに添付できるソフトウェア。

「同3.2.6」および以前のバージョンにおいて検証処理に問題があり、細工したHTTPリクエストを送信することで、リモートより攻撃者が任意のファイルをアップロードできることが判明したもの。脆弱性を悪用することで任意のPHPコードを実行されるおそれがあるという。

脆弱性を修正した同ソフトのアップデートは公開されていない模様だ。すでにエクスプロイトが公開されており、影響を受けるサイトなどの一部リストも公開されており、影響が懸念される。

(Security NEXT - 2019/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開