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パーソナルデータの利活用、「期待より不安」が過半数

パーソナルデータの利活用について、「活用への期待」より「リスクに対する不安」の方が「大きい」と感じる人が過半数にのぼることがわかった。

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パーソナルデータの活用に対する感じ方(グラフ:日立、博報堂)

日立製作所と博報堂が9月15日にビッグデータに関する意識調査をインターネットで実施し、結果を取りまとめたもの。今回で3回目となる調査で、全国20代から60代までの男女1030人から回答を得た。

パーソナルデータの利活用について、「リスクに対する不安」は「活用への期待」より「大きい」との回答が前回調査から3.6ポイント増となる27.9%。24.1%も「やや大きい」と回答しており、合計すると52%にのぼる。2014年の48.8%から3.2ポイント上昇し、期待より不安を感じている人が半数を超えた。

性別で見ると、「不安が期待より大きい、やや大きい」の合計は男性が44.6%、女性が59.2%。14.6ポイントの開きが見られる。

パーソナルデータの利活用に不安を覚える理由では、「利活用に対する拒否権がない」が59.3%でもっとも多く、「目的外利用(52.3%)」「説明不足、公表がわかりにくい(51%)」と続く。

また、企業がどのような対策を実施すれば不安が軽減するか聞いたところ、「本人からの求めがあればいつでも利用を停止できる」「利用終了後、データを適切に破棄する」「利用するデータを限定する」「利用目的を限定、明確化する」「第三者に提供しないこと、または提供する場合は同意を取得する」が7割を超えた。

パーソナルデータを提供してよいか判断するために、「詳しく知る必要がある」と回答した割合が高かったのは、「利用目的(59.7%)」「第三者への提供の有無(58.1%)」「問い合わせ先(52.9%)」だった。

(Security NEXT - 2016/12/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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