Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2月に発生したサイト改ざんを公表 - 日本バスケットボール協会

日本バスケットボール協会(JBA)は、2月中旬から3月中旬にかけて、協会の公式サイトが改ざん状態にあったことを明らかにした。

同協会によれば、サイトが外部より不正アクセスを受け、2014年2月中旬から3月中旬にかけて、一部ページにおいて改ざんが発生。閲覧すると外部サイトに誘導され、マルウェアへ感染する可能性があった。原因については調査中としている。

同協会ではすでにサイトの修復を完了しており、現在は通常通り提供している。また改ざん期間中にサイトにアクセスした利用者に対し、念のためウイルス感染の有無を確認するよう求めている。

同協会のサイト改ざんについては、同協会の発表に先立ち、5月8日にシマンテックが発表。水飲み場攻撃に利用され、当時未修正だった脆弱性が悪用されたことが明らかになっていた。

お詫びと訂正:本記事初出時の記載について、シマンテックの発表日に誤りがありました。読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2014/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

公式Xアカウントが乗っ取り被害 - メガネの愛眼
求職情報サイトで遠隔操作やデータ取得の形跡 - 日刊工業新聞
サイトに不正アクセス、テスト環境でPW窃取される - 日水コン
福井県の味噌蔵通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ
サイト改ざんで別サイトへ誘導 - 聖マリアンナ医科大東横病院
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
発覚2カ月前にもマルウェア実行の痕跡、情報流出は否定 - こころネット
eモータースポーツ大会の複数SNS公式アカウントが乗っ取り被害
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性