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ファイル共有ソフトのノード数が大幅減 - 改正著作権法の影響か

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、ファイル共有ソフトの利用実態を調査し、結果を公表した。接続数が大きく減少する一方、流通する違法コンテンツの割合に変化は見られないという。

同協会が、ファイル共有ソフトのネットワーク上に流通している情報を自動的に取得、分析するクローリング調査を実施したもの。「Winny」「Share」「PerfectDark」の3種類に絞り、週末にあたる1月18日17時から19日17時までの24時間について分析した。

ネットワークに接続している端末数を示すノード数を見ると、「Winny」は約2万台、「Share」は約5万9000台、「PerfectDark」が約3万4000台だった。9割以上が日本国内のIPアドレスにより接続していた。2012年3月に実施した際の約3万4000台、9万2000台、4万9000台と比較すると、いずれも大きく減少している。

ノード数の減少について同協会では、「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」による注意喚起や、全国一斉取締りなどの効果が現れていると分析。2012年10月1日に改正された著作権法の施行も影響したと見ている。

一方、流通するファイルについては、全体の約半数が著作物だった。そのうち96%は無許諾であると同協会では推定しており、実態改善に至っていないという。同協会では、関連団体や関係省庁などとの連携を強化し、引き続き対策を推進するとしている。

(Security NEXT - 2013/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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