今後増加が予想される「IP電話スパム」の撃退技術を開発 - NEC
NECは、IP電話を利用したスパム(SPIT)を防止する「VoIP SEAL」を開発した。
IP電話は、通話料金が無料だったり安価に設定されているため、今後スパム事業者による同技術を利用したスパム「SPAM over IP Telephony(SPIT)」の増加が懸念されている。
今回、NECが開発した技術は、これらSPITに対応するもので、SIPサーバ上でチューリング・テストを行うことで、人からの電話かスパムを通話前に判別、不正なアクセスについては呼び出し前に遮断する。同社がシミュレーションを実施した結果、スパム99%を判別できたという。
モジュール構造のため、システムに合わせたカスタマイズが可能。また、多用な攻撃に対して、モジュールの追加や更新のみで対応できるという。
(Security NEXT - 2007/01/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
