Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

厚労省、2183社分の障害者雇用状況報告書を紛失

厚生労働省は、障害者雇用状況報告書2183社分を紛失した。報告の集計作業の過程において紛失したという。

同報告書は企業が毎年6月1日現在における障害者の雇用状況について報告するもので、各ハローワークへの提出が義務付けられている。今回紛失が判明したのは、10都道府県労働局から同省へ送付された副本で2183社分が所在不明となっている。

同書類は、同省で一時保管された7月から8月の間か、データ入力を請け負っている委託業者へ受託した9月から11月の間に紛失した可能性が高く、紛失の時期、経路については、現在調査中としている。

紛失した副本には、各企業における労働者数、雇用障害者数、障害者の不足数、障害者雇用推進者の役職および氏名などが記載されていた。同省では調査を継続するとともに、該当する事業主に対して説明と謝罪を行うとともに、再発防止策を検討するとしている

(Security NEXT - 2005/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイバー攻撃で個人情報流出の可能性 - アサヒグループHD
「Rapid7」「SKYSEA」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
「Windows 10」サポート終了 - 重要度が高い更新は「ESU」で継続提供
SAP、10月の定例パッチを公開 - 複数のクリティカル脆弱性
元従業員が取引先情報を不正流出、営業利用から発覚 - ヤマト運輸
Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消