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ファイル共有ソフト経由の個人情報流出、あらたに1万人が判明 - 秋田市

秋田市上下水道局の職員が所有するPCから水道利用者の個人情報がインターネット上へ流出した問題で、旧河辺町の住人1万941人の個人情報も流出していたことがあらたに判明した。

職員の私用PCがファイル共有ソフトを介してウイルスに感染し、水道関連の個人情報が流出したもの。8月20日に一部報道機関からの指摘により発覚し、同市では水道利用者4059人および松渕市営住宅の入居者38人の情報流出を公表。さらに27日には、上下水道事業に関連した個人情報279件の流出が明らかになった。

これらにくわえ、1998年度における旧河辺町の住人1万941人の氏名、住所、生年月日、性別のほか、過年度分水道料金還付情報52件などが流出していたことが9月10日に判明。これにより、流出が確認された個人情報は1万5369件となった。

同市では、流出があらたに判明した住民に対し謝罪文書を送付する方針。また、市役所内に調査委員会を設置するなどの対応策を講じている。

(Security NEXT - 2012/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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