Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カーナビ海賊版を販売した国家公務員が逮捕 - 4月に罰金刑受けるも再び販売

愛知県警らは、カーナビゲーションソフトの海賊版を販売目的で所持していた岐阜県の国家公務員男性を、9月26日に著作権法違反の疑いで逮捕した。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば、男性は8月10日、カーナビゲーションソフト「JAPAN MAP 11 DVD-ROM 全国版」を無断で複製したDVD-R7枚を販売目的で所持し、ネットオークションに出品していた容疑が持たれている。

7月に同県警の捜査員がサイバーパトロールで発見したもので、ACCSを通じてゼンリンに連絡。同社が告訴した。男性は7月上旬から8月上旬までの間、60件以上の海賊版販売を行い、30万円の売上げがあったと見られている。

男性は4月にも、カーナビソフトの海賊版販売で岐阜県警に逮捕されており、4月28日に罰金50万円の判決が下され、有罪が確定していた。

(Security NEXT - 2011/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

海賊版対策で啓発漫画16作品を順次公開 - 経産省
海賊版サイトリーチサイト運営者に損害賠償請求 - 講談社
著作権侵害コンテンツの削除申請を支援するサービス
ユーロポール、海賊版販売ドメイン3万3654件を押収 - 仮想通貨など100万ユーロを凍結
メルカリで海賊版「Office」を販売して逮捕 - 認証回避プログラムもあわせて提供か
「海賊版Auto CAD」のオークション販売で有罪判決
ネットカフェに海賊版OS、経営者らを逮捕
「Office」の海賊版を販売した夫婦を逮捕
「ホームページ・ビルダー」海賊版販売で男性が逮捕
TVドラマを無断複製して販売した元録画代行業者の男性を送致