Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「F5 BIG-IP APM」脆弱性の悪用が発生 - 当初発表より深刻なリスク

「CVE-2025-53521」が悪用されて侵害を受けた場合、特定のファイルが機器上に生成されたり、正規のファイルが改ざんされるといった痕跡や、攻撃者の活動にともなうログなどが残存している場合がある。

さらにシステムの整合性をチェックするコマンド「sys-eicheck」の障害や、活動の隠蔽を目的としたトラフィック、メモリ上におけるウェブシェルの動作なども観測されている。

「CVE-2025-53521」については「BIG-IP APM 17.5.1.3」「同17.1.3」「同16.1.6.1」「同15.1.10.8」にて解消されている。修正済みバージョンをクリーンインストールした場合は、問題を解消できるとしている。

同脆弱性の問題を受けて、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は2026年3月27日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ同脆弱性を追加した。

米行政機関へ指定期間内に対応するよう促すとともに、利用者に対しても広く注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2026/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サポートツール「SimpleHelp」の脆弱性悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「GitLab」にセキュリティ更新 - 脆弱性13件を修正
権威DNSサーバ「NSD」に複数脆弱性 - 修正版が公開
先週注目された記事(2026年6月21日〜2026年6月27日)
「libssh2」に整数オーバーフローの脆弱性 - 実証コードも公開
ログ収集ツール「Fluentd」に深刻な脆弱性 - 修正版を公開
「FortiBleed」に国内組織の情報も - 影響調査など実施を
DB管理ツール「pgAdmin 4」に脆弱性 - 3件が「クリティカル」
Synology製NAS向けのメールサーバアドオンに深刻な脆弱性
「OpenDJ」にクリティカル脆弱性 - アップデートで修正