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処方箋や保険請求に関するデータがWinny流出 - 総合メディカル

医療関連事業や調剤薬局を展開する総合メディカルは、従業員の自宅にある私物パソコンから、ファイル共有ソフト「Winny」経由で個人情報が流出したことを明らかにした。

流出が判明したのは、処方箋2件や氏名や保険番号が記載された保険請求の関連資料29件。流出情報の二次被害は確認されていないとしている。

同社によれば、従業員が社内規定に違反して個人情報など重要情報を社内のパソコンからUSBメモリへコピー。自宅のパソコンへ持ち出したところ、12月26日にパソコンからデータが流出したという。

同社では情報セキュリティ対策が不十分だったとして、全社員に対する個別面談を実施。再発防止のため、文書により誓約書を入手するとしている。

(Security NEXT - 2010/12/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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