プラネックス製ルータ「MZK-DP300N」にXSS脆弱性
プラネックスコミュニケーションズが提供する無線LANルータ「MZK-DP300N」に脆弱性が判明した。
同製品は、ホテルなどで利用することを想定した可搬型の小型無線LANルータ。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-21603」が判明した。
悪用には同製品へログインする権限が必要となり、設定に細工して悪意あるURLをログインしている利用者にクリックさせることにより、ブラウザ上で任意のスクリプトを実行させることが可能だという。
JPCERTコーディネーションセンターでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」においてベーススコアを「4.8」と評価している。
同脆弱性は、GMOサイバーセキュリティbyイエラエ株式会社の石井健太郎氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERT/CCが調整を行った。
プラネックスコミュニケーションズでは、脆弱性を修正したファームウェアをリリースしており、アップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2025/01/10 )
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