Java向けHTTPクライアントライブラリのCookie管理に深刻な脆弱性
Java向けHTTPクライアントライブラリ「AsyncHttpClient(AHC)」の深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。
Cookieの自動管理に利用する「CookieStore」において、脆弱性「CVE-2024-53990」が明らかになったもの。複数のユーザーで同じ名前の「Cookie」が保存された場合に上書きされ、ユーザー間でCookieが共有されるおそれがあるという。
CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを「9.2」と評価、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
同脆弱性は、「同3.0.0」に影響があり、開発チームでは脆弱性を解消した「同3.0.1」を現地時間12月2日にリリース。利用者にアップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2024/12/05 )
ツイート
PR
関連記事
動物保護管理センターで緊急連絡用携帯電話を一時紛失 - 新潟県
HPE Arubaの「AOS」に複数の脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」に複数脆弱性 - 1月21日にアップデート予定
「Node.js」のEOL版に重大な脆弱性 - すみやかに更新を
委託先で法定調書作成用の資料を誤送信 - 東急グループ会社
保護者の同意書を紛失、小学校職員室の机で保管 - 神戸市
「Sentry」のSSOに脆弱性 - なりすましのおそれ
Ivanti、3製品でアップデートを公開 - 脆弱性を解消
「Aviatrix Controller」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「NVIDIA Container Toolkit」に複数脆弱性 - アップデートを公開