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複数サーバが暗号化、個人情報流出の可能性 - 三陽物産

酒類や食品の卸売商社である三陽物産は、外部よりサイバー攻撃を受け、データを暗号化される被害が発生したことを明らかにした。

同社によれば、8月27日早朝に社内システムへアクセスできない事態が判明。調査を行ったところ、複数のサーバにおいてデータを暗号化されていることを確認した。

同社では、侵害された可能性があるサーバへのアクセスを遮断。8月28日に警察へ届けるとともに同月31日に個人情報保護委員会への報告を行った。

その後の調査で、顧客や取引先、従業員に関する個人情報が外部に流出した可能性があることが判明。引き続き復旧作業とともに原因や被害状況について調査を引き続き進めるとしている。

(Security NEXT - 2024/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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