Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数サーバが暗号化、個人情報流出の可能性 - 三陽物産

酒類や食品の卸売商社である三陽物産は、外部よりサイバー攻撃を受け、データを暗号化される被害が発生したことを明らかにした。

同社によれば、8月27日早朝に社内システムへアクセスできない事態が判明。調査を行ったところ、複数のサーバにおいてデータを暗号化されていることを確認した。

同社では、侵害された可能性があるサーバへのアクセスを遮断。8月28日に警察へ届けるとともに同月31日に個人情報保護委員会への報告を行った。

その後の調査で、顧客や取引先、従業員に関する個人情報が外部に流出した可能性があることが判明。引き続き復旧作業とともに原因や被害状況について調査を引き続き進めるとしている。

(Security NEXT - 2024/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
職員などの個人情報含む書類を外出時に紛失か - 志摩市
全校生徒の個人情報を流出させた教師を懲戒処分 - 愛媛県
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
クレカ会員向け福利厚生サービスで別人情報を表示 - システム不具合で
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ