「MS Edge」にセキュリティ更新 - 「Chromium」の修正を反映
マイクロソフトは現地時間9月12日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。
「Chromium 128.0.6613.138」「同128.0.6613.137」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとした「Microsoft Edge 128.0.2739.79」をリリースしたもの。
重要度が「高(High)」とされる4件の脆弱性を修正した。いずれも「Chromium」における修正を反映したもので、今回のアップデートに「MS Edge」独自の修正は含まれていない。
具体的には、グラフィックスライブラリ「Skia」に明らかとなったヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-8636」や、スクリプトエンジン「V8」に判明した型の取り違えの脆弱性「CVE-2024-8638」に対応。
メディアルータに明らかとなった「CVE-2024-8637」や、自動入力機能に判明した「CVE-2024-8639」など「Use After Free」の脆弱性2件を解消している。
(Security NEXT - 2024/09/17 )
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