米当局、悪用確認された脆弱性7件について注意喚起
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、脆弱性7件について悪用が確認されているとして注意を呼びかけている。
同庁は、現地時間8月13日から15日にかけて「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ脆弱性7件を追加した。
マイクロソフトでは、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる8月13日に月例セキュリティ更新を公開。
脆弱性6件「CVE-2024-38106」「CVE-2024-38107」「CVE-2024-38178」「CVE-2024-38189」「CVE-2024-38193」「CVE-2024-38213」についてゼロデイ攻撃が確認されていることを明らかにしており、同日同リストへこれら6件を登録した。
また8月15日には、「SolarWinds Web Help Desk(WHD)」に判明したリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2024-28986」を同リストへ追加している。
同リストへ追加された脆弱性に対し、同国内の行政機関では指定された期間内に対応する義務が生じる。また広く悪用されるおそれがあるため、利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/08/16 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
