Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ゆうパックの配達証などが所在不明 - 長野県の郵便局

日本郵便は、長野中央郵便局において、顧客情報が記載されたゆうパックの配達証などが所在不明になっていることを明らかにした。

同社によれば、7月9日にゆうパックの引受局から問い合わせを受け、同郵便局において書類を確認しようとしたところ、所在不明であることが判明したもの。探索したが発見できなかった。

所在不明となっているのは、2023年4月1日から2024年7月8日まで取り扱ったゆうパックの配達証3856件で、届け先と依頼主の氏名、住所、電話番号、問い合わせ番号などが記載されている。また、2023年7月14日から2024年7月5日まで取り扱った国際小包やEMSの配達証74件も含まれる。

配達担当者は、所在不明となっている配達証は廃棄したと申し立てているという。対象となる顧客を特定するのは困難であるとして、ウェブサイトで公表と謝罪を行った。

(Security NEXT - 2024/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚
ドメイン名紛争テーマにシンポジウム - 紛争事例や対処法と今後の課題
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
ベトナム子会社でランサム被害、製造出荷に影響なし - 大日精化工業
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響